児童発達支援・放課後等デイサービスSHIP―「すべての子どもが、自分の力で未来を航海できる社会を」―
1.SHIPが目指すもの
私たち児童発達支援・放課後等デイサービスSHIPは、発達に特性をもつ子どもたちが「遊びながら育つ力」を最大限に引き出す療育の場です。
名前の「SHIP」には、“船”ではなく“スペースシップ(宇宙船)”という意味を込めています。
「誰もが自分のペースで、未知の世界へ飛び出していけるように」
「発達の違いを『個性』として誇れる社会をつくりたい」
この想いを胸に、日々の支援を行っています。
2.療育とは?――「できない」を責めず、「できるようになる」を支えること
「療育(りょういく)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
療育とは、「治療」と「教育」を組み合わせた言葉で、子どもの発達を支えるための教育的な支援を意味します。
療育は特別な訓練ではありません。
日常の中にある遊び・学び・関わりを通じて、子どもたちの中にある「育つ力」を引き出す営みです。
たとえば――
- 言葉がまだ少ない子に、「伝えたい!」という気持ちを育てる
- じっとしていられない子に、「待つ」「順番を守る」を楽しく練習する
- 手先が不器用な子に、できる喜びを感じさせる工作や遊びを取り入れる
こうした一つひとつの体験の積み重ねが、子どもたちの“生きる力”を育てます。
3.障害のある子どもを支援するということ
発達に障害のある子どもたちは、感覚や思考、コミュニケーションの仕方にそれぞれの「特性」をもっています。
彼らが社会で生きていくためには、「環境の整え方」や「人との関わり方」の工夫が欠かせません。
支援とは、「できないことを代わりにやってあげること」ではなく、
「どうすればこの子が“自分でできるようになるか”を一緒に考えること」
SHIPでは、子ども一人ひとりの発達段階や興味関心を丁寧にアセスメントし、
「その子にとって最適なステップ」を一緒に歩んでいきます。
4.1日の流れ
〈児童発達支援〉
時間 | 内容 |
---|---|
8:30 | 出勤・準備・朝礼 |
9:00 | 着替え・支度・朝の会 |
10:00 | 個別活動・感覚・運動遊び・小集団活動・集団活動等 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 午睡・事務 |
15:00 | 着替え・支度・帰りの会 |
16:00 | 送迎・清掃・記録・事務・終礼(指導の振り返り) |
17:30 | 退勤 |
※休憩は12時前後に1時間
〈放課後等デイサービス〉
時間 | 内容 |
---|---|
9:00 | 出勤・準備・朝礼(昨日の指導の振り返り) |
10:00 | 事務または児童発達支援の補助 |
12:00 | 昼食・休憩 |
13:00 | 送迎・個別・感覚・運動遊び・小集団など |
16:00 | おやつ・集団活動 |
17:00 | 帰りの会 |
17:30 | 送迎・記録・清掃 |
18:00 | 退勤 |
5.仕事内容
SHIPのスタッフは、単なる“見守り”ではありません。
「子どもたちの成長を設計し、日々の支援を通じて形にしていく」――そんなプロフェッショナルです。
主な業務
- 子ども一人ひとりへの個別支援(遊び・学習・制作など)
- 日常生活動作(衣服の着脱、手洗い、食事など)の支援
- 保護者との連携・相談対応
- 支援記録の作成
- 送迎業務
- 行事・イベントの補助
6.求める人物像
SHIPでは、「資格よりも“想い”」を重視します。
子どもたちと関わる上で大切なのは、知識や技術よりも、「その子を信じる力」「多くの気付き」です。
こんな方を歓迎します
- 子どもと関わることが好きな方
- チームで協力しながら働きたい方
- 誰かの笑顔のために努力できる方
- 教育・心理・福祉・保育に関心がある方
- 発達支援・療育を学びたい意欲のある方
7.SHIPで働く魅力
(1) チームで支える安心感
心理士、保育士、教員、作業療法士など、多職種のスタッフが在籍。
困ったときには必ず相談できる体制があります。
毎日のミーティングでは「今日うまくいったこと」「明日試したいこと」を共有。
一人で悩むことはありません。
(2) 成長を感じられるやりがい
昨日できなかったことが、今日できるようになる。
「できた!」の笑顔を間近で見られるのが、この仕事の醍醐味です。
(3) 子どもたちの未来を変える仕事
SHIPでの支援は、子どもたちの10年後・20年後の社会生活につながります。
私たちは「自立への一歩」を応援する“発達の航海士”です。
8.療育の実際―SHIPの支援方針
SHIPでは、発達心理学・行動分析学・感覚統合理論などをベースに、
「安心・挑戦・達成」の3段階で支援を設計しています。
① 安心(Base)
まずは「安心できる関係」と「わかりやすい環境」づくり。
視覚支援・構造化・ルール提示を工夫して、子どもが混乱しないようにします。
② 挑戦(Challenge)
少しだけ“難しい”課題にチャレンジできるよう支援。
スタッフがそっと手を添え、達成体験へ導きます。
③ 達成(Achievement)
「自分でできた!」という体験を積み重ねることで、
自己肯定感と自立心を育てていきます。
9.発達の最近接領域という考え方
SHIPが大切にしているのが、「発達の最近接領域」という概念です。
これは、ロシアの心理学者ヴィゴツキーが提唱した考え方で、
「今は一人でできないけれど、大人や仲間の助けを借りればできること」
を指します。
SHIPの支援は、この“ちょっと届きそうなところ”を狙います。
だからこそ、子どもたちは日々成長し、確かな力を身につけていきます。
10.保護者との連携
療育は、家庭との連携があってこそ成果が高まります。
SHIPでは、保護者面談・家庭支援・相談対応を大切にし、「家庭と施設が同じ方向を向く」支援を心がけています。
11.働く環境と待遇
勤務形態
〈児童発達支援〉
- 雇用形態:フルタイムパート
- 勤務時間:8:30〜17:30(実働8時間)
- 休日:日曜・祝日+シフト制(週休2日)
〈放課後等デイサービス〉
- 雇用形態:フルタイムパート
- 勤務時間:9:00〜18:00(実働8時間)
- 休日:日曜・祝日+シフト制(週休2日)
給与・手当
- 時給:1,200円(資格・経験により優遇)
- 各種手当:交通費支給/処遇改善手当/昇給あり
福利厚生
- 社会保険完備
- 有給休暇制度
- 研修・資格取得支援制度
- 制服貸与
- 産休・育休制度(取得実績あり)
12.研修とキャリアアップ
SHIPでは、未経験からでも安心して始められる教育体制を整えています。
初任者研修・OJT・ケースカンファレンスなど、現場で学びながら成長できます。
また、希望者には管理者・児発管へのステップアップも可能。
「一生続けられる福祉キャリア」を築けます。
13.「SHIPで働く」という選択
SHIPの職員は、単なる支援者ではありません。
子どもたちにとっての「人生のパートナー」です。
一緒に笑い、悩み、挑戦しながら、
子どもたちの“未来の可能性”を広げていく――
それがSHIPの仕事です。
14.代表メッセージ
子どもたちが自分の力で社会を生き抜くためには、
「今ここ」で支える大人たちの存在が欠かせません。SHIPは、子ども・保護者・支援者のすべてが“航海仲間”です。
私たちはこれからも、「誰も取り残さない」社会をつくるために歩み続けます。一緒に“未来を育てる仕事”をしませんか?
――株式会社THE SHIP 代表取締役
土屋 勇太
15.応募方法
下記のフォームよりご連絡ください。
16.最後に
SHIPの理念は、「すべての子どもに、育つ力を」。
あなたの優しさ・経験・想いが、誰かの未来を変える力になります。
子どもの笑顔が、明日の希望をつくる。
そんな毎日を、SHIPで一緒に。