うなことばはあるけれど、自分のことばとして伝えるのはまだ難しそう」
お子さまのことばの発達について、このような不安を感じる保護者の方は少なくありません。
ことばの支援というと、
「発音」
「単語の数」
「2語文が出るかどうか」
に目が向きやすいと思います。
もちろん、それも大切です。
でも私たちは、それと同じくらい、
子どもが自分から伝えたいと思えること
ことばでやりとりができること
を大切にしたいと考えています。
利用開始時は、いくつかの1単語やエコラリアが中心でした
あるお子さまは、利用開始時、いくつかの1単語やエコラリアを中心にことばを使っていました。
まったくことばがないわけではありませんでした。
でも、
- 自分の気持ちや要求をことばで伝えること
- 相手とのやりとりの中でことばを使うこと
- 状況に合ったことばを自分から出すこと
については、まだ育ち途中の部分が大きいように感じられました。
そのため私たちは、
ただ「ことばを増やす」ことだけを目指すのではなく、
ことばを使ってやりとりができるようになること
を大切にしながら支援を考えていきました。
まずは、1対1でことばのやりとりを積み重ねていきました
ことばの支援の中でまず大切にしたのは、
1対1の個別活動の時間に、ことばでやりとりをする機会をしっかり作ること
でした。
集団の中では、刺激が多かったり、ほかのことに意識が向いたりして、ことばのやりとりが難しいこともあります。
だからこそ、まずは落ち着いた1対1の中で、
- 相手のことばを聞く
- 自分からことばを出す
- ことばのやりとりが続く
- 伝わる経験を積む
ことを大切にしていきました。
ことばは、ただ覚えるだけではなく、
人とのやりとりの中で「使う」ことで育っていく部分があります。
そのため、1対1の時間の中で、安心してことばを使える土台を作っていくことを意識しました。
ひらがなにも、段階を追って丁寧に取り組みました
また、このお子さまには、ひらがなにも段階的に触れていきました。
いきなり難しいことを求めるのではなく、
- まずはひらがなに触れる
- 形の違いを見分ける
- 単語のまとまりとして読む
- ひらがな一文字で読む
というように、少しずつ段階を追って取り組みました。
ここで大切にしたのは、
できるところから始めて、少しずつ「わかる」を増やしていくこと
です。
子どもの理解やことばの育ちは、一気に進むものではありません。
だからこそ、今その子に合う段階を見ながら、無理なく積み重ねていくことを大切にしました。
生活の中でも、「言葉と物」「言葉と動作」がつながるように意識しました
ことばの支援は、机に向かう時間だけで進むものではありません。
むしろ、日々の生活の中で、
- 物の名前とことばがつながる
- 動作とことばがつながる
- 場面とことばがつながる
ことが、とても大切です。
そのため、SHIPでは生活の中でも、
- 目の前にある物にことばを添える
- 行動に合わせてことばを添える
- 同じ場面の中で繰り返し聞けるようにする
- ことばの意味がわかりやすいようにする
ことを意識して支援を行いました。
たとえば、
ただことばを聞かせるだけではなく、
実際の物や動作と一致する形でことばを経験できるようにすること
を大切にしました。
こうした積み重ねが、少しずつ「わかることば」を増やしていく土台になっていきます。
「自分で伝えたい」と思える活動を多く取り入れました
私たちが特に大切にしていたのは、
子どもが“自分で伝えたい”と思える場面を多くつくることです。
ことばは、ただ教えられるだけではなく、
「伝えたい」
「言いたい」
「やってほしい」
「見てほしい」
という気持ちがあるときに、より育ちやすいことがあります。
そのため、このお子さまには、
- 自分から伝えたくなる活動
- やってほしいことが自然に生まれる場面
- ことばでやりとりすると楽しい活動
- 自発的に声を出したくなる場面
を意識して設定していきました。
大切なのは、
“ことばを言わせること”より、“ことばを使いたくなること”
だと考えています。
コツコツと継続していく中で、少しずつ変化が見られました
こうした取り組みは、すぐに大きな変化が出るものではありません。
だからこそ、継続的にコツコツと取り組んでいくことを大切にしました。
- 1対1でのやりとり
- 段階的な文字への取り組み
- 生活場面の中でのことばの経験
- 自分から伝えたくなる活動づくり
こうしたことを積み重ねる中で、少しずつ
- 理解できることば
- 自分で言えることば
- やりとりの中で使えることば
が増えていきました。
やがて、1語文でのやりとりが基本としてできるようになり、
さらに、自発的に2語文も使えるようになっていきました。
これは単にことばの数が増えたというだけではなく、
ことばを使って人とやりとりする力が育ってきた
ということでもあります。
SHIPでは、ことばの発達にも丁寧に関わりながら支援を行っています
このエピソードの中にも、SHIPが大切にしている支援の考え方が表れているように思います。
私たちは、ことばの発達を考えるときに、
- まずやりとりを増やすこと
- 個別の時間の中で丁寧に関わること
- 段階を追って理解を育てること
- 生活の中でことばと物・動作をつなげること
- 子どもが「伝えたい」と思える場面をつくること
- コツコツと継続して積み重ねること
を大切にしています。
つまり、
ことばだけを取り出して教えるのではなく、ことばが育つ土台そのものを丁寧に支えていくこと
を大事にしています。
ことばの数だけでなく、「やりとり」を大切にしています
子どものことばの育ちを見るとき、
どうしても「何語話せるか」に意識が向きやすくなります。
でも実際には、
- 相手のことばを受け取る
- 自分から伝える
- 伝わる
- 分かってもらえる
- もう一度やりとりしたくなる
こうした経験が、とても大切です。
SHIPでは、
ことばの数だけでなく、人とのやりとりの中でことばが育っていくこと
を大切にしながら支援を行っています。
児童発達支援SHIP中央市・SHIP笛吹では、児童募集を行っています
児童発達支援SHIP中央市、そしてSHIP笛吹では、児童募集を行っています。
たとえば、
- ことばの遅れが気になる
- 単語は出るが、やりとりがまだ少ない
- エコラリアが中心で、自分からのことばが少ない
- 伝えたいことはありそうだが、うまく言葉になりにくい
- 就学前にことばやコミュニケーションの土台を育てたい
- 家での関わり方も相談したい
という方は、ぜひ一度ご相談ください。
中央市周辺の方はもちろん、笛吹市周辺の方も、
お子さまのことばや発達について、まずはお気軽にご相談いただければと思います。
「まだ利用するか決めていない」
「まずは話を聞いてみたい」
という段階でも大丈夫です。
お子さまの今の姿を丁寧に見ながら、
どんな関わりや支援が合いそうかを一緒に考えていけたらと思います。
見学・ご相談受付中
児童発達支援SHIP中央市
児童発達支援SHIP笛吹
では、見学・ご相談を受け付けています。
お子さまのことばやコミュニケーションについて気になることがある方は、お気軽にお問い合わせください。

