ゆうた先生こんにちは♪ゆうた先生です♪
「うちの子は、不安が強いんです」
「初めての場所や活動になると、どうしても止まってしまって」
「やってみればできることもあるのに、最初の一歩がなかなか出なくて……」
こうしたお話を、保護者の方から伺うことがあります。
子どもの姿を見ていると、どうしても
「参加できるか」
「入れるか」
「やれるか」
といった目に見える部分に意識が向きやすくなります。
もちろん、それも大切です。
でも、私たちはその前に、
その子がなぜ止まっているのか
どんな不安を感じているのか
どうしたら“やってみよう”と思えるのか
を丁寧に見ていくことが大切だと考えています。
最初は、部屋に入ることも難しかったお子さま
たとえば、あるお子さまは、初めてのことに対する不安がとても強く、新しい活動に参加することや、初めての部屋に入ること自体を嫌がる姿がありました。
周りから見ると、
「やりたくないのかな」
「嫌なのかな」
と見えることもあったかもしれません。
でも、よく見ていくと、それは単なる拒否ではなく、
どうなるか分からないことへの不安
がとても大きいように感じられました。
何をするのか分からない。
どんな流れなのか分からない。
自分にできるのか分からない。
そうした“分からなさ”が、その子にとっては大きな不安につながっていたのだと思います。
見通しを持てるようにし、小さな体験を積み重ねていった
そこで、私たちはその子に対して、ただ「入ってみよう」「やってみよう」と促すだけではなく、
まずは見通しを持てるようにすることを大切にしました。
たとえば、イラストを使って、
「これからどんなことをするのか」
「どんな流れで進むのか」
を分かりやすく伝えるようにしました。
また、いきなり本番の活動に入るのではなく、
事前に小さな体験をしておくことで、
「こういうことをするんだ」
「これなら少し分かるかもしれない」
と思えるような関わりも大切にしました。
初めてのことが不安なお子さまにとって、
“何も知らないまま挑戦する”ことは、とても大きな負担になることがあります。
だからこそ、少し先のことが分かること、小さく経験しておけることが大切だと考えました。
苦手な場面だけでなく、ほかの場面で「できる」を増やしていった
もうひとつ大切にしたのは、
苦手な場面だけに注目しすぎないことです。
不安の強い子に対して、苦手なことばかりに向き合い続けると、
本人の中で
「またできなかった」
「また不安だった」
という感覚が積み重なってしまうことがあります。
そのため私たちは、その子が比較的取り組みやすい場面や、力を出しやすい活動の中で、
“できた”という経験を増やしていくこと
も大切にしました。
小さくても、
「できた」
「わかった」
「やってみたらできた」
という経験が重なると、それは少しずつその子の自信につながっていきます。
そしてその自信が、
苦手なことや不安のあることに向かうための土台になっていくことがあります。
不安がなくなったというより、「やってみよう」が育っていった
関わりを続ける中で、その子は少しずつ変わっていきました。
もちろん、急に不安がなくなったわけではありません。
ドキドキすることがなくなったわけでもありません。
でも、
- 見通しがあると動きやすくなる
- 少し知っていることだと挑戦しやすくなる
- ほかの場面での成功体験が支えになる
という積み重ねの中で、
「不安だからやらない」だけではなく、「ドキドキするけどやってみようかな」
という姿が見られるようになっていきました。
それは、単に活動参加が増えたということだけではなく、
その子の中に、前向きに挑戦しようとする気持ちが少しずつ育ってきた、ということでもあったように思います。
実際に、以前は参加が難しかった活動にも入れる場面が増え、さまざまなことに取り組めるようになっていきました。
SHIP中央市が大切にしているのは、「苦手」だけを見ないことです
このような姿を見ていて、私たちが改めて大切にしたいと思うのは、
子どもの苦手な部分だけを切り取って見ないことです。
たしかに、目の前には
「部屋に入れない」
「参加できない」
という困りごとがあります。
でも、その姿だけを見て対応しようとすると、
本当に必要な支援が見えにくくなることがあります。
私たちは、
- その子が何に不安を感じているのか
- 何が分かりにくいのか
- どんな形なら安心しやすいのか
- どんな場面で力を出しやすいのか
- どこからなら前向きに取り組みやすいのか
を見ながら、支援を考えていきたいと思っています。
つまり、
苦手をなくすことだけを目指すのではなく、その子全体を見ながら支えていくこと
を大切にしています。
子どもの全体を見るからこそ、結果として苦手さが軽くなることがある
子どもの姿は、ひとつの場面だけで決まるものではありません。
不安の強さも、ことばの理解も、成功体験の少なさも、感覚の過敏さも、生活全体の中でつながっていることがあります。
だからこそSHIP中央市では、
- 丁寧に実態を把握すること
- 苦手の背景を見ること
- その子の全体像を考えること
- 小さな成功体験を大切にすること
- 職員間で支援の方向性を共有すること
を大切にしています。
そうして全体から支援していくことで、結果として
苦手さや不安が少し軽くなり、
前向きな姿勢が育っていくことがあります。
私たちは、そのような支援を大切にしていきたいと考えています。
保護者の方と一緒に考えていきたい
こうしたお子さまの姿は、事業所の中だけで起きているわけではありません。
お家でも、
- 初めての場所が苦手
- 予定変更で崩れやすい
- やってみる前に「いや」となりやすい
- 不安が強く、最初の一歩が出にくい
といったことがあるかもしれません。
だからこそ、私たちは保護者の方とも一緒に、
- どんなときに不安が強くなりやすいのか
- どんな伝え方だと安心しやすいのか
- どこで成功体験を積めそうか
- 何を大切に育てていきたいのか
を整理していきたいと考えています。
児童発達支援SHIP中央市では、児童募集を行っています
児童発達支援SHIP中央市では、見学・ご相談を受け付けています。
- 初めてのことへの不安が強い
- 参加や切り替えが難しい
- ことばややりとりが気になる
- 小学校に向けて、今のうちに土台を作っていきたい
- 家での関わり方も含めて相談したい
このようなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
中央市の方はもちろん、昭和町、南アルプス市、市川三郷町など周辺地域の方もご相談いただけます。
「まだ利用するか決めていない」
「まずは話を聞いてみたい」
という段階でも大丈夫です。
お子さまの今の姿を丁寧に見ながら、どんな支援が合いそうか、一緒に考えていけたらと思います。
見学・ご相談受付中
児童発達支援SHIP中央市では、見学・ご相談を受け付けています。
お子さまの発達や毎日の関わり方について気になることがある方は、お気軽にお問い合わせください。



ご連絡お待ちしております♪

