「家では着替えが進まないけれど、園ではできていると聞いた」
「学校での様子も踏まえて、関わり方を相談したい」
「参観では、何を見てもらえるのだろう」
お子さんの様子を言葉で伝えようとして、うまく説明できないと感じることはありませんか。
SHIPのペアトレでは、3か月に1回、お子さんを交えた関わり方のレクチャーや参観を取り入れています。園・学校・家庭などでの様子を手がかりに、ご家庭に合う工夫を一緒に考えます。
今回は、参観で何に目を向け、日々の関わり方へどうつなげるかをご紹介します。
参観は、お子さんが過ごす場面を知るための機会です
面談でのお話に、実際の場面を見る機会を組み合わせると、相談したいことを具体的に考えやすくなります。
たとえば「片づけに取りかかれない」という相談なら、お子さんの動きに加えて、周囲の状況にも目を向けてみます。
- 遊びの終わりは、どのように伝えられているか
- 片づける物や置き場所は、本人に分かる形になっているか
- 声をかけたあと、どんな様子が見られるか
- 自分から動き出した場面では、何が手がかりになっていたか
困っている場面とともに、できていること、楽しんでいること、助けを求められた場面も大切にします。本人に合う関わり方を考えるための参観です。
園・学校と家庭の違いを、工夫を考える手がかりにします
「園ではできるのに、家では難しい」と聞くと、保護者の方が自分の関わり方を責めてしまうこともあるかもしれません。
そんなときは、できたかどうかだけで比べず、場面を分けて整理してみましょう。使う物、活動の順番、周囲の人、伝え方などに違いはあるでしょうか。
たとえば、園では片づける箱に写真があり、家庭ではその都度置き場所が変わっている場合。「写真が手がかりになっているのかもしれない」と考えることができます。
ただし、それは確かめていくための仮の考えです。写真を用意すれば必ず片づく、と決めることはできません。家庭の広さや物の量、本人の使いやすさも踏まえ、取り入れられる形を考えます。
園や学校の方法をそのまま家庭に移す必要はありません。「何が助けになっていそうか」を共有し、それぞれの場所に合う工夫へつなげましょう。
ゆうた先生見えた事実と、考えたことを分けて振り返ります
参観で得た気づきを相談に生かすときは、印象だけでまとめず、見えたことを具体的に言葉にしてみます。
たとえば「やる気がなかった」という表現を、次のように整理できます。
- 見えたこと:声をかけたあとも遊びを続け、箱を近くに置くとブロックを一つ入れた。
- 考えられること:片づける場所が近いと、取りかかりやすいのかもしれない。
- 相談したいこと:家庭でも箱の位置を変える方法が合うか、試せる範囲で確かめたい。
この整理は一例です。参観だけで行動の理由や診断を確定することはできません。その日の体調や活動、参観者がいることなども含め、普段の様子を知る保護者や先生のお話と合わせて考えます。
一度の参観で気になっていた場面が見られなくても、普段の困りごとがなくなったと判断する必要はありません。
園・学校での参観は、訪問先との調整が前提です
参観する場所は、面談時にご相談します。園・学校での参観には、ご家庭の意向に加え、訪問先の受入れや日程などの調整が必要です。すべての園・学校で必ず実施できるものではありません。
相談の際は、次のような希望や気がかりをお伝えください。
- 見てほしい活動や、先生と共有したいこと
- お子さんが負担に感じそうなこと
- 訪問先への連絡や、情報共有の進め方で確認したいこと
観察のために、苦手な場面を無理に再現する必要はありません。お子さんの気持ちや安全、ほかのお子さんのプライバシーにも配慮し、実施方法を相談しましょう。写真や動画の撮影を前提にせず、必要な場合は訪問先のルールや同意の確認も含めて相談します。
訪問できる範囲や内容には調整が必要です。県外・遠方を含め、希望する場所での実施が可能かは事前にお問い合わせください。
参観の気づきは、暮らしで試せる一つの工夫へ
参観を終えたら、「何を変えるか」に加えて、「今のまま続けたいこと」も整理してみましょう。
たとえば、次にすることを一つずつ伝える方法が合いそうなら、まずは家庭で負担なく試せる一場面から考えます。試したあとは、本人の様子と保護者の方の負担を振り返ります。
難しかった場合も、本人や保護者の努力不足と決めつけず、方法やタイミング、準備にかかる手間を見直す材料にできます。変化の現れ方やペースは、それぞれ異なります。
月1回の面談・講義との組み合わせについては、ペアトレは1年間でどう進む?月1回の面談・講義の内容でもご紹介しています。
参観についての希望も、初回無料相談でお聞かせください
「園と家庭の様子が違い、どう考えたらよいか迷っている」
「学校での様子も踏まえて相談したい」
「訪問が難しい場合に、どんな相談ができるか知りたい」
気になっていることからお聞かせください。SHIPのペアトレでは、初回無料相談をご案内しています。
※Microsoftフォームが開きます。送信後、担当者から相談日時の調整についてご連絡します。
提供:株式会社THE SHIP

