「一人ひとりに合わせて課題を調整する」「予定や手順を見える形で伝える」「行動が起きた背景を考える」。特別支援学級や特別支援学校で積み重ねてきたこうした経験は、放課後等デイサービスでも活かせます。
株式会社THE SHIPでは、山梨県中央市のSHIP中央で、放課後等デイサービスを中心に勤務する正社員を募集しています。勤務時間や働き方によっては、フルタイムパートでの勤務もご相談いただけます。
学校と障害児福祉では、役割や制度、日々の働き方が異なります。これまでの経験をどのように活かせるのか、新しく学ぶことは何か。SHIPの支援の考え方とあわせてご紹介します。
こんな方に読んでいただきたい記事です
- 特別支援学級や特別支援学校で働いた経験がある方
- 子どもの発達や行動の理解を、さらに深めたい方
- 家庭・学校・福祉とつながりながら、支援を考えたい方
- 退職後も、子どもに関わる専門職として経験を活かしたい方
SHIP中央では、主に小学生への支援を担当します
SHIP中央は、山梨県中央市にある児童発達支援・放課後等デイサービスの事業所です。今回募集する正社員は、主に放課後等デイサービスを利用する小学生を支援します。必要に応じて、児童発達支援を利用する未就学のお子さんへの支援に入ることもあります。
個別活動、小集団・集団での活動、感覚・運動遊び、コミュニケーションや生活面の支援などを通して、一人ひとりの発達と暮らしを支えます。
まず見るのは、子どもの好きなことや得意なこと、安心して参加できている場面です。そのうえで、どのような手助けや環境があると力を発揮しやすいかを考えます。
仕事の具体的な流れは、放課後等デイサービスの仕事内容と1日の流れでも紹介しています。
特別支援教育で培った力が活きる5つの場面
一人ひとりに合わせて、課題を調整する
「どこまで分かっているのか」「手順をもう少し細かくした方がよいか」「どんな手助けがあれば取り組めるか」。授業や活動を組み立てる際に重ねてきた工夫は、発達支援でも大切な視点です。
SHIPでは、今一人でできることと、少し支援があればできることを見極めながら、課題の内容や量、伝え方を調整します。
写真や手順表で、見通しを伝える
写真、イラスト、予定表、具体物などを使って、「何をするか」「いつ終わるか」「次は何をするか」を分かりやすくする。こうした視覚支援の経験も活かせます。
同じ方法を全員に当てはめず、本人が理解しやすい表し方や、必要な情報の量を考えます。
行動の背景を考える
例えば、子どもが大きな声を出した場面。声の大きさだけに注目せず、その前に何があったか、本人が何を伝えようとしていたかを見ます。
- 活動の内容や説明は分かりやすかったか
- 課題が難しすぎたり、量が多すぎたりしなかったか
- 音や人の多さなど、負担になる刺激はなかったか
- 休みたい、手伝ってほしいと伝える方法があったか
背景をすぐに決めつけず、観察した事実と考えられることを分けて整理します。そのうえで、伝え方や活動、環境を変え、本人の様子を確かめます。
参加しやすい環境をつくる
取り組みにくさがあるときは、子どもへの声かけに加えて、環境も見直します。
- 座る場所や物の配置を変える
- 視界に入る物や周囲の刺激を減らす
- 課題量を調整する
- 活動の始まりと終わりを見える形で示す
本人が参加しやすくなる条件を探すことも、支援者の大切な仕事です。
小さな変化を捉え、次の支援につなげる
「最後までできたか」だけでなく、取り組み方や必要な手助けの変化にも目を向けます。
- 支援があると活動に参加できた
- 困ったときに職員を呼べた
- 自分で選択できた
- 以前より安心して順番を待てた
どんな条件でうまくいったのかを記録し、職員同士で共有します。小さな変化を見つける力は、支援を組み立て直す手がかりになります。
学校での経験に加えて、新しく学ぶこともあります
特別支援教育の経験は強みです。同時に、障害児福祉の制度や業務は、入職後に理解を深めていく必要があります。
個別支援計画と日々の記録をつなげる
放課後等デイサービスでは、個別支援計画に沿って支援を行います。活動を楽しめたことに加え、「本人の目標にどうつながったか」「どんな支援が役立ったか」を振り返り、次の実践に活かします。
学校での計画や記録の経験も土台になりますが、福祉での計画の位置づけや記録方法は、新たに学ぶ部分です。
保護者と、日々の様子を共有する
送迎や連絡帳などを通して、保護者とやり取りする場面があります。事業所で見られた良い姿を伝え、家庭での様子も伺いながら、必要な支援を一緒に考えます。
相談内容は職員間でも共有し、チームで対応することを大切にしています。
送迎業務と長期休暇中の働き方を知る
学校へのお迎えやご家庭への送りなど、送迎も業務の一つです。現行の正社員求人では、普通自動車運転免許が必要です。担当範囲や送迎の進め方は、見学・面談でご確認ください。
夏休み・冬休み・春休みなど、学校の長期休暇中は、子どもたちが日中から利用します。学校での勤務とは過ごし方や業務の組み立てが変わるため、通常日の仕事とあわせて知っていただきたい点です。
経験を活かしながら、目の前の子どもを改めて見る
これまでうまくいった支援方法は、大切な引き出しです。その方法が、今関わっている子どもにも合っているかを確かめる姿勢も大切にしています。
同じような困りごとがあっても、得意なこと、理解の仕方、安心できる環境は一人ひとり異なります。「この方法ならできるはず」と結論を急がず、実際の反応を見ながら調整します。
SHIPで一緒に働きたいのは、経験を持ち寄りながら、自分の支援も振り返り、新しい見方や方法を取り入れていける方です。
SHIPが大切にしている支援の考え方
SHIPの事業所理念は、次の言葉です。
子どもたちに対し真摯に向き合い、一人ひとりの発達の最近接領域を見極め、そこに働きかける支援を行う。
一人でできることに加え、少しの支援があれば取り組めるところを見つけ、その子が次の段階へ進めるように支援します。
「なぜ今日はうまくいったのか」「どの手助けが役立ったのか」「次は何を変えてみるか」。職員同士でこうした問いを共有し、日々の実践を振り返ります。子どもの成長を支えながら、支援者自身も学び続ける仕事です。
学校と福祉、両方の視点が連携に活きます
学校と事業所では、活動の内容、人数、時間帯などが異なり、同じ子どもでも違う姿が見えることがあります。
「学校では取り組めている」「事業所では伝えやすそう」といった違いを、どちらかの支援の良し悪しで捉えず、本人が力を発揮できる条件を探す手がかりにします。
学校で働いた経験は、先生方の立場や学校生活の流れを踏まえて話し合う際にも活かせます。本人とご家庭の意向を大切にしながら、学校と福祉の支援をつなげていくことを目指します。
経験を重ね、その先の役割を考える
SHIPでは、保育所等訪問支援も行っています。園や学校での活動、友達や先生との関わり、教室環境などを観察し、先生方と一緒に、本人が過ごしやすくなる方法を考える仕事です。
まずはSHIP中央で障害児福祉の実践を重ね、その後、資格・経験・適性や事業所の体制に応じて、リーダー、専門的な支援、保育所等訪問支援などへ役割を広げる道もあります。
児童発達支援管理責任者などを目指す場合には、それぞれ必要な実務経験や研修等の要件があります。教員経験だけで担当できると決まるものではないため、今後の働き方も含めて個別にご相談ください。
まずは見学で、ご自身の経験が活きる場面を見つけてください
「学校での経験を、別の場所でも活かしたい」「発達や行動について、さらに学びたい」。そんな方に、まずSHIP中央の仕事を知っていただきたいと考えています。
子どもたちがどう過ごしているか、職員がどう支援を組み立てているか、ご自身の経験がどこで活かせそうか。実際の事業所を見ながら、これからの働き方を考えてみませんか。
正社員を中心に募集していますが、勤務時間や働き方によっては、フルタイムパートもご相談いただけます。応募資格や勤務条件は求人情報をご確認ください。資格・免許・経歴に応じた応募可否は、個別に確認してご案内します。
転職を決める前の見学・お問い合わせも歓迎しています。フォームには「SHIP中央・特別支援教育の経験を活かしたい」とお書き添えください。

