児童発達支援や放課後等デイサービスの求人を見ると、
「子どもが好きな方歓迎」
という言葉をよく見かけます。
もちろん、子どもと関わることが好きであることは、とても大切です。
でもSHIPでは、それだけではなく、
「この子のことを、もっと理解したい」
と思える人と一緒に働きたいと考えています。
- 子どもが思ったように動かないとき。
- 活動に参加しないとき。
- 何度伝えても同じことをするとき。
- 友だちとトラブルになったとき。
そこで、
「どうしてできないんだろう」
で終わるのではなく、
「この子には、今どう見えているんだろう」
と考えてみる。
SHIPが採用で大切にしているのは、そうした姿勢です。
経験年数だけで採用を決めているわけではありません
児童発達支援や放課後等デイサービスでは、保育、教育、福祉、療育など、さまざまな経験を持つ職員が働きます。
もちろん、これまでの経験は大切です。
長く子どもと関わってきたからこそ身についていることもあります。
一方で、
「経験が長い=必ず良い支援ができる」
とは限りません。
反対に、療育経験が初めてでも、
- 子どもの姿を丁寧に見られる。
- 分からないことを質問できる。
- 他の職員の意見を聞ける。
- 自分の関わりを振り返ることができる。
そうした方は、支援者として大きく成長できると思っています。
SHIPでは、資格や経験だけではなく、
「これからどう学んでいけるか」
も大切にしています。
「言うことを聞かせる」ことが支援ではない
子どもと関わっていると、大人の思った通りにいかない場面はたくさんあります。
- 片付けない。
- 切り替えられない。
- 指示を聞かない。
- 活動に参加しない。
- 怒る。
- 泣く。
そのような場面で、
「ちゃんとしよう」
「言うことを聞こう」
と伝えるだけなら簡単かもしれません。
でも、それで変わらないとしたら。
子どもには、何か理由があるのかもしれません。
切り替えられない子がいたら
- 楽しい活動をまだ続けたいのかもしれない。
- いつ終わるのか分からなかったのかもしれない。
- 次に何をするのか分からず不安なのかもしれない。
- 突然終わることが苦手なのかもしれない。
指示を聞けない子がいたら
- そもそも言葉の意味が分からなかったのかもしれない。
- 説明が長かったのかもしれない。
- 周囲の音が気になっていたのかもしれない。
- 何をすればよいかイメージできなかったのかもしれない。
- これまで指示される経験ばかりで、大人とのやり取りそのものが嫌になっていることもあるかもしれません。
活動に参加しない子がいたら
- 難しすぎるのかもしれない。
- 失敗した経験があるのかもしれない。
- その活動に意味を感じていないのかもしれない。
- 周りに人が多すぎるのかもしれない。
- 今は休む必要があるのかもしれません。
行動には、理由があります
もちろん、すべての行動の理由がすぐに分かるわけではありません。
実際の支援では、
「なぜだろう」
と考えても、分からないことがあります。
だからこそ、
- 観察する。
- 記録する。
- 他の職員と話す。
- 保護者に聞く。
- 園や学校での様子を知る。
- 別の方法を試す。
こうしたことを重ねながら、少しずつ子どものことを理解していきます。
SHIPでは、
支援者が最初から正解を知っている必要はない
と考えています。
大切なのは、
分からないときに、分かったつもりにならないことです。
子どもだけを変えようとしない人
SHIPで大切にしているもう一つの考え方があります。
それは、
「子どもだけを変えようとしない」
ということです。
たとえば、集中できない子がいたとします。
「集中する練習をしよう」
と考えることもできます。
でも、その前に、
- 周囲に刺激が多すぎないか。
- 活動時間が長すぎないか。
- 課題が難しすぎないか。
- 説明が分かりにくくないか。
- 椅子や机は合っているか。
- 休憩が必要ではないか。
と考えることもできます。
子どもが頑張ることだけを求めるのではなく、
私たち大人や環境に変えられることはないか
を考えられる人と働きたいと思っています。

自分の支援も振り返ることができる人
支援をしていると、うまくいかないことがあります。
- 良いと思って行った関わりが、その子には合わなかった。
- 説明したのに伝わらなかった。
- 活動を考えたけれど、参加してもらえなかった。
そんなとき、
「子どもが悪かった」
だけで終わらせてしまうと、次の支援は変わりません。
SHIPでは、
「自分たちの支援はどうだっただろう」
と振り返ることも大切にしています。
- 伝え方は適切だったか。
- 難易度は合っていたか。
- タイミングはどうだったか。
- 関係性はどうだったか。
- 他にできることはなかったか。
支援者自身も変わる。
これは簡単なことではありません。
自分の考えが間違っていたと認めなければならないこともあります。
それでも、
子どもにとってより良い方法を選べること
を優先したいと思っています。
「私はこう思う」だけで終わらない人
発達支援には、一つの正解があるわけではありません。
だからこそ、職員によって意見が違うことがあります。
ある職員は、
「もう少し待った方がいい」
と思う。
別の職員は、
「少し手伝った方がいい」
と思う。
どちらかが必ず間違っているわけではありません。
重要なのは、
「私はこう思う」
だけで終わらないことです。
- なぜそう考えたのか。
- 実際の子どもの姿はどうだったのか。
- 支援した結果どうなったのか。
そうしたことをチームで共有しながら考えます。
チームで働けること
児童発達支援や放課後等デイサービスは、一人で完結する仕事ではありません。
自分だけが子どものことを理解していればよいわけでもありません。
- 管理者。
- 児童発達支援管理責任者。
- 保育士。
- 児童指導員。
- 専門職。
- 保護者。
- 園や学校。
さまざまな人と関わりながら支援します。
そのため、
- 自分の意見を伝えること。
- 相手の意見を聞くこと。
- 分からないことを相談すること。
- 必要な情報を共有すること。
がとても重要です。
SHIPでは、
「一人ですごい支援者」よりも、「チームで良い支援をつくれる人」
を大切にしたいと考えています。
子どもへの敬意を持てる人
子どもは、支援されるためだけに存在しているわけではありません。
- 本人なりの考えがあります。
- 好きなことがあります。
- 嫌なことがあります。
- 自分で選びたいことがあります。
- 大人に決められたくないこともあります。
支援者が、
「この子のためだから」
と思っていることであっても、本人の気持ちを置き去りにしてしまうことがあります。
だからこそ、
- 子どもの表情を見る。
- 子どもの言葉を聞く。
- 嫌がっている理由を考える。
- 選べる場面をつくる。
- その子が好きなことを知る。
- 一人の人として尊重する。
そうした姿勢を大切にしています。

保護者への敬意も大切にしています
発達支援では、保護者と関わる機会も多くあります。
支援者は専門的な知識を持っているかもしれません。
でも、子どもの生活すべてを知っているわけではありません。
長い時間一緒に生活しているご家族だからこそ知っている姿があります。
家庭だから見せる姿もあります。
だから、
「専門家だから教えてあげる」
という関係ではなく、
子どものことを一緒に考える
という姿勢を大切にしています。
学び続けられる人
発達や支援については、新しく分かってくることがたくさんあります。
また、同じ方法がすべての子に当てはまるわけでもありません。
そのため、
資格を取ったから終わり。
経験年数が増えたから終わり。
ではありません。
- 本を読む。
- 研修に参加する。
- 他の職員から学ぶ。
- 子どもの姿から学ぶ。
- 自分の実践を振り返る。
そうしたことを続けられる人は、支援者として成長し続けられると思います。
逆に、SHIPの仕事が合わない可能性がある人
採用の記事なので、良いことだけを書くのではなく、ここもお伝えしたいと思います。
たとえば、
「子どもは大人の指示に従うべき」
という考えを強く持っている。
- 自分の経験ややり方を変えたくない。
- 他の職員から意見を言われることが苦手。
- 記録や振り返りは必要ないと思う。
- 支援について学ぶことに興味がない。
- 子どもの行動を本人の性格だけで判断してしまう。
このような考え方が強い場合、SHIPの支援方針とは合わない可能性があります。
これは、どちらが良い・悪いということではありません。
働く人にとっても、事業所にとっても、
支援について大切にしていることが合っているか
は重要だと考えているからです。
SHIPが一緒に働きたい人
私たちが一緒に働きたいのは、完璧な人ではありません。
すべての発達理論を知っている必要もありません。
療育経験が長くなければいけないわけでもありません。
それよりも、
- 子どものことをもっと知りたい。
- なぜだろうと考えられる。
- 分からないと言える。
- 他の人の意見を聞ける。
- 自分の支援も振り返れる。
- 新しいことを学べる。
- 子どもや保護者に敬意を持てる。
- チームでより良い支援を考えられる。
そんな人と働きたいと思っています。
「子どもが好き」から、もう一歩先へ
子どもと一緒にいると楽しい。
子どもの成長を見るとうれしい。
その気持ちは、子どもに関わる仕事を続けるうえで大切なものです。
そこに、
「もっとこの子のことを理解したい」
という気持ちが加わると、支援の見え方は大きく変わります。
- 行動だけを見るのではなく、その背景を見る。
- できないことだけではなく、できる条件を探す。
- 子どもだけではなく、環境や自分の関わり方も変えてみる。
SHIPでは、そんな支援を一緒に考えてくださる方を募集しています。
現在の募集について
募集する職種によって、必要な資格や経験、勤務条件は異なります。具体的な条件は、それぞれの募集ページでご確認ください。
SHIP笛吹
未就学のお子さんへの児童発達支援に関わるフルタイムスタッフを募集しています。
SHIP中央
児童発達支援と、小学生を中心とした放課後等デイサービスに関わる正規職員を募集しています。
「SHIPの考え方が自分に合うか、一度見てみたい」
という段階でも構いません。
応募を決める前の見学や面談も受け付けています。
求職者向けの見学・応募フォームへ進みます。希望する施設や職種についてもご相談いただけます。

